まちぽん!

ようつべでアニメ作るかたわらになんか書く YouTube→https://www.youtube.com/c/MatchPomp  ついった→https://twitter.com/Matchpomp_ibuki

なんか…こんなだっけ?

マッチポンプってもっとゆるくするはずだったんだけど

ちゃんとしちゃった(n*´ω`*n)

 

まあ、アニメにしようとすると手間とかすごいし

文字にする分にはやりやすいから

核の話とか物語性のある話をこっちでしようと思ってたけど

自分が思ったより展開が早い

 

書き始めると勝手に二人が暴走するなあ

筆が進むというのか力が勝手にというのか

 

これからもちょっと真面目な話がちょいちょい出るかも

ごめんね

飲み会的なお話

夕日が沈み、一日の終わりが始まる。

街並みは喧騒に彩られ、仕事疲れを餌に活気付く。

「かんぱーい!」

テンプレートな掛け声で口火が切られた。
欲望渦巻く『飲み会』である。

おそらく管理職であろう白髪混じりの男性の隣に赤い髪の女性が座っている。
というより、座らされている。

いつもの無愛想さから想像もつかないような張り付いた笑顔でみごとに応対する様は、料金が発生しているとしか思えない。


一区切りついた後、彼女は、少し離れた顔馴染みの男がいる卓に座った。

「おつかれさん。」

男は、女を労うように水を差し出した。

「久々にめんどくさかったわ…」

差し出された水を飲み干し、煙草に火をつける。
一服を決め込む女に、男は聞いた。

「でも、よく来てくれたね。上司の無茶振りだったし、断ってもよかったんだよ。」

「まあ、たまにはな。最近こーゆー場もなかったし、家帰ってもポケモンやるだけだ。」

「寂しい…」

「うるせーな。燃やすぞ。」

先程の張り付いた笑顔は幻か、豹変した女を男は面白がっている。

「君、上手いよね。酔っ払いの相手。所長はご機嫌だったよ。」

「社会人の嗜みだ。あれぐらいはみんなやるだろ。」

「定職ついてないけど浮世離れしてないのすごいね。
面白くて食が進んだよ。」

「あたしをオカズにしたのか?!」

「言い方が悪い。声が大きい。」

「ていうかお前、飲み会の席で一人で飯食ってんのか。」

「いつもは君と同じようなことをしてるよ。おかげで静かに過ごせた。」

「想像できねえな…」

「表情はほぼ変わらないけどね。」

そう言って男は残りの酒を飲み干した。

「飲み物何かいるかい?」

「じゃあスクリュードライバー。」

「すいません。シャンディガフスクリュードライバーお願いします。」

スクリュードライバーって聞くとさ、ハガーを思い出すよな。」

「だから何…?」

「いやほら、味とイメージが一致しねーなって。」

「半裸の市長と一致する味ってなんだい?」

いつも通りの、わけのわからない会話が続いた。

その奥で、先程の白髪混じりの男と、その部下が話している。

「所長、ロジャーの奴、いい感じじゃないですか?」

「うん。いやぁ…しかし無理矢理だったから、心配したけどね…」

「営業としても優秀ですし、あいつはこれぐらい上手くやりますよ。」



事の発端は、この日の昼前だった。

「所長、この稟議書お願いします。」

ロジャーが、所長に書類を提出した時だった。

「うん。」

「じゃあ、昼飯ついでに外回り行ってきます。」

「ああロジャー。今日飲み会やるから。」

「不参加でお願いします。」

「一応考えるふりぐらいしようね。君いっつも不参加だからたまには出なさい。」

「営業職なんて、飲み会は断るぐらいがちょうどいいんですよ。
 律儀に全部出てたら胃と肝臓と精神をやられます。」

「所長を前によくも堂々と言えるね君は。まあいい。今日ぐらいは出てくれ。」

仮にも所長命令である。ロジャーは諦めて首を縦に振った。

「今日だけですよ?」

「君、どんどん態度大きくなるね。まあいい。
 そこで、君に頼みがあるんだけどね。」

「嫌です。」

「とりあえず聞いてくれ。君、知り合いに女の子はいないかな?」

「いません。」

「例えば、赤い髪で背が低い不愛想な女の子とか。」

予想外の言葉に、ロジャーは顔色が変わる。

「…います。」

「いや、別にさぼってたのを怒るわけじゃなくてね。君は売上もいいし、お客さんからの評判もいい。
 仕事をした上でのことだから何の問題もないんだが…」

バレとるがな!とロジャーは何故かなまりながら思った。

「この前見たとき、二人とも楽しそうだったからね。老婆心だよ。」

「大きなお世話なのですが…」

「まあ、君もいい年だ。家庭を持って一層仕事に力を入れてくれれば、会社としてもメリットがあるんだ。」

結婚を考えた事のない男には耳が痛い話である。

「そんなに難しいことじゃないよ。
 頼みというのは、仲良くしているその子に言ってみるんだ。『会社の上司が飲み会に女性を連れてこいと言っている』って。」

「なんですかそれ…さすがに来ないでしょ。」

「もちろん無理強いはダメだよ。断られたら断られたでいいから。誘ってみるだけでいい。
 どうせ今から会いに行くんだろう?じゃあ、いい報告を待ってるよ。」



(なんて言われて…言ってみたらまさか本当に来るとは。)

「―でさぁ、マッド・ギアって結局コーディーが逮捕された後どうなったんだっけ?」

「え?…ああ…マッド・ギアは知らないけど…なんか色々あってコーディーは市長になったって聞いたよ。」

「あ、酒なくなってんね。何飲む?」

「僕はそんなに強くないし、明日も仕事だから水でいいよ。」

「じゃああたしも水でいいわ。そろそろお開きだろ?」

「多分ね。」

「ロジャー。送ってあげなさい。私達も片づけて締めるから。」

「所長。」

「ああ、そうですね。送ってもらおう。
 所長さん。タクシー代とかいただけます?」

「堂々とねだるね君。」

「使えるものは使う主義ですから。女にねだられたら出してくれるかなぁと思って。」

「なら、ロジャーに渡しておくから。」

「それじゃお釣りがあたしのにならないじゃないですか!」

「全部正直に言われるとかえって清々しいね…」

ひとしきり終え、渋々タクシー代を出した後、所長は店を後にする二人を見送った。

「うん。若いっていいね。いやあ、喫煙所であの子達が駄弁ってるのを見つけてよかった。」

「所長、さすがに露骨すぎるのでは…」

「途中から早くくっつけと思って雑になってしまったよ。
 結婚してくれたら面白いし、ロジャーのゴシップはレアなんだ。
 明日が楽しみで仕方ないよ。朝イチから全員でニヤニヤしようね。」

この人にネタ握られないようにしよう、と部下は慄いた。

そして、二人きりにさせられた側は、
『タクシー代浮かせてゲーム買おうぜ!』という女の提案で歩いていた。

「会社勤めって大変だよな。上がやれっつったらやんなきゃなんねーもんな。」

「そうだね…今日は迷惑かけてすまなかったね。」

「来たのはあたしの意思だからな。たまにはいいよ。」

結婚など考えた事もない男には頭の痛い状況である。
普通に送るだけというわけにもいかず、かといってこの関係を進めたくはない。

「…」

「おい、何ぼーっとしてんだ。」

「…ああ、久々に飲んだから…」

「営業がそんなことでいいのか。樽ごと飲んで来い。」

「死ぬから、絶対にやっちゃダメだよ。」

何かを見透かしたように、女は言った。

「…今日ってさ、全部あのオッサンの差し金だろ?」

女の勘というのか、少し男は驚いた。

「…気づいてた?」

「当然。『上司に女連れてこいって言われた』にしちゃ、やけに開放早かったしな。
 お前こそ気づいてたか?周りの社員共がニヤニヤ見てたぞ。」

「…それは見ないようにしてた。」

「あれだろ?婚期がどうとかでいい人見つけろみたいな。結婚すりゃ仕事も頑張ってくれて、退職しにくくなるからな。
 実際同じ能力なら既婚者の方が出世しやすいみたいだし。」

気づかれている事に、むしろ男は安堵した。

「そこまで察してくれるなら助かるよ…本当に迷惑かけたね。」

「まあ、次もしあのオッサンに会ったら適当に話合わせとくわ。ホテルに連れ込まれたっつって。」

「それは助か…らない。」

「んじゃ、あたし今日はガトリンの家に泊まっていくから。この辺でいいや。」

「そうか…ありがとう。また明日。」

「おう。またな。」

そう言うと、酔っているはずの女は、足早に去っていった。
やがて女が見えなくなった所で、ポツリと呟いた。

「今は、この距離感がいいんだよなぁ…」

夜の風が、男を冷ました。


(誘われた時から、こんなことだと思ってたよ。
 それでもあたしは来たってことの意味…わかってんのかな?)

男が見えなくなった所で、女も夜風に当たっていた。

(あのオッサンの思い通りになってる気がすんなぁ…クソ、不覚をとった。)

「今は、この距離感でいいのかな…?」

夜の風は、女を冷やした。

またこの話

平日の昼間の穏やかな時間。
働き盛りの男と、若いであろう女が、人生を無為に過ごしている。

ー最もやることの多い年代のはずが、なぜこうも時の華を咲き散らすのか…
結婚などどこ吹く風である。

「こんな失礼なモノローグがあるか!」

「急に何を言い出すんだ。」

何故か憤る赤髪の女性に、男性は慣れたように諭す。

「お前には聞こえてないの?」

「何が?」

「聞こえてない体なのか?!」

「おちつけ、どうしたんだ。」

「あぁ…もう…」

女は諦めて、疲れと共に溜め息を吐く。

「…なんでもねーよ。」


「『結婚などどこ吹く風である』だってさ。」

「聞こえてんじゃねーか!!」

婚期の事を言われて怒るのは、30代特有の焦りだろうか。

「しつけーな!」

「実際さ、結婚願望とかはないの?」

「なくは…ない。けど面倒臭さの方が勝つし…
今は本当にしたくないけど、40、50なってから結婚したいって思うのが怖いな。」

「ま、後では取り返しもつかないからね。」

女は、さっきの勢いが嘘のようにうなだれた。

「はぁ…もう30だもんな…ほんとやだ…」

「僕は四捨五入したら40だからね。君よりやばいんだよ。」

「もう歳の話やめない?くらーい気持ちになるわ。」

「でもさ、僕みたいな35歳ぐらいの独り身が君の歳を指摘する分にはいいじゃない。」

「…確かに若いやつに言われるとイヤミになるな。」

「お互い独り身が長いしね。気持ちもわかりあえるはずなんだよ。」

「うん…?」

「だから…僕の…」

「…」

「独り身仲間になってほしい。」

キレのいいスラップショットの音が響き渡った。

ひとつ書いてみたけど…

あんな感じで大丈夫なんだろうか

すげーーーー時間かかっちまった

 

あと

あれアニメにできる気しない

どうすんだろう

 

まあアニメにできる気がしないからこそ

書きだめておこう

もう知らん

 

書きなぐったやつですけど

感想とか大歓迎なので

なんでもコメントください!

 

実は小説というか活字苦手で読めないので

あんなんでいいのかわからんのです

ちょっとしたお話

「…」

夜も更けた深い時間、公園の雑木林にスーツ姿の若い男が佇む。

「…」

男の前には木に括られた縄が、この世の出口のように円を描いて待っている。

「…はぁ」

男はひとつ溜め息をついた後、何かの覚悟を決めた。

一歩を、踏み出した。

「おい」

「?!」

突然の声に驚き、振り向いた。

いつの間にか背丈の低い女性がいた。暗くてよく見えないが、どうやら睨んでいる。

男の驚きも止まぬうちに、目を見据えて言い放った。

「あたしの見てないところで死ね」

そう言うと、女はマッチに火をつけ、煙草を吸い始めた。

「…喫煙所、向こうにありますよ。」

「灰皿は持ってる。心配すんな。」

そうじゃない。と思いつつ、男は続ける。

「いえ…あの、そこに居られると…」

「なに?」

追い払おうとするが、理由が見つからない。

はぁ、と溜め息を漏らし、諦めたように男は言う。

「…わかりました。すいません。場所を変えます。」

「おい、お前のだろ。縄、片付けろよ。」

「…じゃあ、カタつけますから、どこかいって下さい。」

「おお、面白いこと言うね。」

感心したかのような女に苛立ったが、女は気にもとめず煙を燻らせる。

「…もう、いい加減ほっといてください。」

「あたしはここで煙草吸ってるだけだ。しらん。」

「じゃあ、僕もここで死にます。」

「あたしの見てないところで死ねっつってんだろ。」

「あなたには関係ないじゃないですか!」

「見たから無関係じゃなくなったんだよ。」

「だったら…」

吐きそうになった思いを飲み込んだ男は、俯き、立ち尽くした。

沈黙の中、夜の雑木林で、煙草の火だけが揺らめいている。

女は煙草の火を消し、携帯灰皿に捨てた。

「なに?」

「…なんでもないです。じゃあ、場所変えます…

 迷惑、かけて…すいませんでした…」

力なく謝る男に、女は小首を傾げた。

「なんで?迷惑はかかってねーよ?」

帰ってきた言葉が意外だったのか、男は少し驚いたように返す。

「い、いや、邪魔をしてしまい…」

「そりゃお互い様だろ。謝んじゃねーよ。
 なんだ、じゃああたしも謝ればいいのか?」

「そんなつもりは…」

「ごめハラだぞ。ごめハラ。」

「なんですか、それ。」

「ごめんなさいハラスメントだよ!」

「ええ…いや、それは無理矢理ですよ。」

「お前みたいなやつはな、謝りすぎと気にしすぎなんだよ。
 こんなタイミングでこんな女に絡まれたら普通のやつは犯して捨ててから死ぬもんだぞ。」

「それは普通じゃないと思います…」

「あたしに魅力がないって?!」

何故か凄む女に、頭を抱えた男がつい漏らす。

「…面倒臭い…」

「なんだとこのやろう」

「あっ…すいません!」

「謝んなって言っただろ!」

「すい…」

「よし、次謝ったらビンタする。」

「なんでですか?!」

「『悪いのに謝らない』と『悪くないのに謝る』は同罪だからな。」

勢いかもしれないが、男はなんとなく合点がいったようである。

「…」

「なんだ、思い当たる節でもあんのか?」

「いえ…」

少し考えた後、顔を上げた男は、暗くもスッキリしたような気がする。

「なんとなくですけど…死ぬ気がちょっとなくなりました。」

「なんで?」

「わかりません。」

「そうか。よかったな。」

「いえ、多分、よくないです。」

「そうだな。死ぬより辛いからな。生きんの。」

男は自虐的な嘲笑を浮かべながら、そうですね、と同意した。

この後、男は女に年齢を聞いてしまい理不尽にビンタされたが、死にたいとは思っていない。
「この女性は行き遅れている」と、その時に感じ取ったらしい。

「じゃあ…明日も仕事なんで、帰ります。」

「ああ、あたしもタバコ切れたし帰る。…あ。」

ふと女が目をやった先には、使わなかったこの世の出口があった。

「アレ、片づけていけよ。」

「いえ…死ぬのはいつでも死ねるので、それを支えにして…もう少しがんばってみます。
 戒めのような、救いのようなものです。」

「お前、結構変な奴だな。」

呆れたような女の表情は、どこか嬉しそうだ。

「変ですけど…こんな形の理由でもいいかなって思います。」

「まあな。ダメになるまで好きにやってみろ。
 その時はまた煙草吸いに来るわ。」

「変なのはお互い様ですね。」

「でも、使わなくていいようになったら持って帰れよ。」

「はい。あの、お名前を聞いても…?」

「年齢より先に聞け。アホ。」

そう言いながら、振り向き、男に背を向けた。

「ディクストラル。」

「ディクストラル…さん。今日は…わざわざ…あの…」

「ああ、最後にもう一つ。」

「え?」

「『ごめんなさい』より『ありがとう』の方がいいな。」

「…はい。ありがとうございました。」


二人は別れ、夜が明ける。

またいつもの日常が始まった。

いつも通りの喫煙所に入り浸る赤い髪の女と、黒い髪の男。

「ところでさ。」

「ん?」

いつもの男が指さしたのは、昨晩の雑木林の中である。

「あの林の中。なんか見えない?」

「何が?」

「アレ。ここからだとギリギリ見えるぐらいなんだけど…なんか、不吉な縄。
 景観を損ねるんだけど…怖いよ。」

「あれはな…」

言葉に困った女は、少し考えた後に言った。

「約束…かなぁ…」

「…?…まぁ、いいけど…」

小説っぽく書こう

ということで

一応頭の中でぼんやり浮かんでる話を

小説チックにまとめて

今後動画にしたいな的な感じで

おいとく場所にする

 

ちょっと今眠くて

何も浮かばないから

明日こそほんきだす

 

ねむい

あつい

とりあえず開設

ここで何かこうかなあ
なんか話の原型を小説っぽく書きなぐっておこうか
あるいは絵描いてらくがきまんが載せるか
思想を説くか
どうするか…

まあ
徒然なるままに
なんか書く

福原いきたいなあ